第116回

第116回

以前にも申したと思いますが、フードテックの他に「無店舗ケータリング」への考え方があるように思います「ゴーストキッチン」とか言うようですね。

大きな業態では無いかも知れませんが、今の貴方の業態そのままからの「工夫で」道が広がるかも知れません「厨房の拡大と、調理技術」だけで済むようですから・・・

特殊な食材(例えばフグのような)でなければ、新たな許認可も不要。多種多様なメニューを研究してSNSに掲載。ケータリング業者のとのタイアップで済むようですから・・・その成果を見極めてから、ゴーストではなく出店・・・という道も可能性有りますね。

こういう時代ですから一発逆転的な発送は辞めて「コツコツ」対応することが大事ではないでしょうか。一気に結果を求めるのではなく、できるところから確実に研究・工夫してゆく・・・ですね。

同様に「社員教育」「幹部育成」もいつの時代でも手を抜くことなく継続してゆかなくてはなりませんね!先日の「テレビ東京のカンブリア宮殿」で「和食さとグループ」(SRSホールディングス・重里会長・創業者の2代目)がご出演、私の前職時代とあまりにも似ている手法で今持って会社を運営しておられることを知りました。

やはり原点は今も昔も「会社は社員の為にある」でした・・・社員・パートや家族に割引会食。長期休暇制度。海外研修等々・・・私は他に

・社員間での「サンクスカード」(他の社員の良かったところをカードで示し、貯まると社内通貨進呈)

・同好会活動(仕事以外での存在感を示せるように)

・ホテルでのパーティー(おしゃれして、赤坂プリンスホテルにて。自信確保)

・テーブルマナー教室(かに専門でしたから、洋食マナー)

・ご父兄招待しての食事会(子供さんが、料理や接客の成果発表)・母校の先生と卒業生会食。定着向上)

・3ヶ月、18ヶ月に宿泊研修

・他店移動研修(最初の1年は3ヶ月、4ヶ月5ヶ月と希望店舗への移動可能)

等々。更に社内学校の設立が最も大きな取り組みでした(以前記述)

全ては社員の「定着性と質の向上」が目的でした。無論すべてがうまく行ったわけでは有りませんでした。私の意思も届かず「面倒?」「うざい?」でしょうか。しかし徐々に成果出始め「社員の辞めない会社」と取材されました

次に大切なのは「質の向上」で「人材~人財」ですよね。当然こちらにも目を向けながら、幹部教育にあの手この手で邁進中でしたが57歳退職独立へ・・・となりました。